「お金を貯めたくてもなかなか貯まらない…」
「浪費癖があって毎月計画的に貯蓄できない…」
このような悩みを持つ方に、この記事はおすすめです。
この記事では、浪費癖がある人が無理なく貯金できるテクニックを紹介します。
実際に浪費家の体験談も合わせて解説しますので、参考にしてください。
無駄な支出を洗い出してみる
浪費癖がある人は、まずは無駄な支出を洗い出してみることが大事です。
計画的に貯蓄するためには、無駄な支出を洗い出して支出を減らすのが手っ取り早いです。
「無駄な支出」に定義はありませんが、例えば自炊すればいいはずのご飯をコンビニで済ませたり、歩いて行ける距離でもめんどくさがってタクシーを使ったりなど、意外と省ける”無駄”は多いです。
これまでの無駄な支出を洗い出し、見直したらどれくらい貯蓄に回せたのかを考えることは非常に重要です。
「給料日やボーナス、お小遣いなど手元にお金が入ってくるのは嬉しいです。ですが、ついつい使いすぎてしまい、まともに貯金ができていませんでした。ついついコンビニを利用したり、お金があることをいいことに1週間続けて飲み会に参加したりなど、実際にお金に関して真剣に考えるまでは気づきませんでした。コンビニだけだと、月に1.5万円以上も使っていました。近くのスーパーで買えるものを良く買っており、コンビニを利用しないだけで毎月1万円の貯蓄ができています。コンビニに行くとついつい余計なものまで買ってしまうので、支出を洗い出してみてよかったです。」
「SNSやテレビなどで紹介されている収納グッズや便利道具も、今思えば無駄な支出でした。話題になっているとついつい購入してしまうクセがありました。もちろん、上手く使えれば無駄な出費にはなりませんが、私の場合は結局使わないこともありました。購入する前に本当に必要などうか、どのように使うのかを考えてから買うだけでも、毎月5,000円~1万円程度支出を削減できました。」
収入と支出のバランスをとる
浪費を減らしてお金を貯めるためには、収入と支出のバランスを取ることも大事です。
お金が貯まらない時は、まずどのくらいの収入があり、どのくらいの支出があるのかを数値化することが大事です。
例えば、変動が少ない家賃などの固定費、変動が大きい医療費や食費などに分けて収入と支出を調整しません。
そもそもの話ですが、収入よりも支出が上回っている場合、貯金をすることはできません。
収入を今すぐ増やすのは難しいですが、支出を減らすことは今すぐにできます。
また、収入は日々の残業時間によっても前後することが多いです。
そのため、収入と収支のバランスを取り、無駄な支出があるならどんどん削減していきましょう。
「収入と支出のバランスを取るためにお金の流れの見直しをしました。実際に確認して数字で見てから計画を立てると、確実に無駄遣いを減らせます。実際に収入と毎月の支出の差が3万円程度しかなく、毎月1万円程度しか貯金できていませんでしたが、固定費以外の支出をできるだけ減らして、今では毎月約2万円ほど貯金できています。」
1ヶ月の支出をあらかじめ仕分けておく
給料が入った時点で、1ヶ月の支出をあらかじめ仕分けておくことも、コツです。
固定費や生活費とは別に、趣味・嗜好に使うお金も多いと思います。
最近では”オタ活”が流行っており、推しのためにお金を費やすという人も多いです。
固定費(10万円)・生活費(5万円)・オタ活(2万円)など1ヶ月の支出をあらかじめ仕分けておけば、ついつい無駄遣いしてしまう心配もありません。
先を見越して使えるお金を管理することは、非常に重要です。
事前に仕分けしておけば、仕分けした分のお金は思う存分罪悪感もなく使えるでしょう。
「以前から浪費癖があり、計画性という言葉が似合わない私でしたが、1ヶ月の支出をあらかじめ分かりやすく封筒で仕分けておくことで、無駄遣いが減りました。毎月にこれだけ使っていいと自分である程度決めて、貯蓄に回すお金もあらかじめ確保できるので毎月計画的に貯められています。」
クレジットカードは家計簿アプリと連動させる
クレジットカードを使用している場合、家計簿アプリと連携して家計を管理することも大事です。
クレジットカードと家計簿を連携しておけば、自動的にクレジットカード決済分が収集されます。
総額ではなく、税金や趣味、飲食代などそれぞれの項目でわかれている家計簿アプリも多く、使うだけで毎月何にいくら使ったのかが分かります。
クレジットカードは現金が手元から減るわけではないので、ついつい使いすぎてしまいます。
家計簿アプリを利用すれば、これらのリスクも軽減できます。
「家計簿アプリが便利です。毎月クレジットカードの請求日に「こんなに使ったの?」とびっくりすることが多かったのですが、家計簿アプリを使うことで利用明細もすぐに確認でき、無駄な支出も一目瞭然です。毎月3万円ほどの支出削減に成功し、1.5万円は趣味に、1.5万円は貯蓄に回しています。」
想定外の支出が起きそうな行動・交流範囲は持たない
想定外の支出が起きそうな行動・交流範囲を持たないことも、好きなことを楽しみながら貯金も楽しむコツです。
友達の付き合いや参加しているサークルでの飲み会など、一見すると無駄な出費ではないように思いますが、毎週のように飲み会に参加すると支出が増えてしまいます。
全く無しにする必要はありませんが、極力参加を控えることも大事です。
また、SNSで友好関係を広げていると、不要な交際費もどんどん膨らんでしまいます。
思い切って友好関係を断捨離することも大事です。
「これまで週に1回は必ず飲み会に参加しており、1回で5,000円、毎月2万円ほど付き合いのためにお金を使っていました。正直、不本意での参加もあったので、これを機に参加を辞退することも増えました。これにより、趣味に費やせる時間もお金も増えました。お酒を飲むのは好きなので、飲み会に参加しない代わりに自宅で一人で晩酌を楽しんでいます。」
まとめ
多趣味な人ほど、好きなことを楽しむためにかけるお金は多いです。
今貯蓄がない人や毎月計画的に貯蓄できていない人は、少額でもお金を貯める習慣を付けることが大事です。
貯蓄ができないのには理由があります。
しかし、貯蓄も好きなとも両方楽しみたいですよね。
今を楽しむために好きなことにお金を使うことも大事です。
好きなことを楽しみながら計画的に貯金するためにも、まずは無駄な支出を洗い出してみてください。